イベント概要

2019年10月29日、「秋葉原UDX Next(4F)」にてPhysical Computing Week 2019が開催されました。
プレゼンテーションや展示の機会を頂きましたので、その時の写真を掲載いたします。

Physical Computing Week とは

Physical Computing Weekは、TechShareで推進するPhysical Computing事業の主要製品であるSingleBoard Computer及び小型ロボットアームを中心に、最新ソリューションを一括で紹介するユーザ及びパートナーの交流イベントです。

引用:Phycical Computing Weekイベントページ

※弊社展示スペース

展示内容

今回のイベントでは以下内容を展示いたしました。

●現在開発中の『リニアアクチュエーター』及び『テレプレゼンスロボット』
●KM-1Sシリーズの減速機オプション 『KeiganMotor KM-1S-Gシリーズ』
●KeiganMotorの開発環境インストール済みRaspberry Pi(ラズベリーパイ) 『KeiganPi』(ケイガンパイ)

それぞれ個別にご紹介いたします。

リニアアクチュエーター

通常のモーターが電気エネルギーによって『回転』するのに対し、リニアアクチュエーターは、『回転』をプーリーとベルトの伝達により、『直線移動』に変換しています。

KeiganMotorの活用事例の1つとして、当日はリニアアクチュエーターのデモ展示をさせて頂きました。
ラピッドプロトタイピングに最適な Node-RED を使用し、KeiganMotor KM-1S-M6829 を動力として駆動させています。

Node-REDとは

Node-RED とは、IoT 開発に最適なビジュアルプログラミング開発環境です。
Raspberry Pi,Tinker Board S, Jetson Nano などの Linux 環境で動作し、KeiganMotor やセンサなどを簡単に制御することができます。
Node-RED の開発環境を構築するには数時間の手間がかかりますが、その手間を省略して即利用が可能なインストール済み Raspberry Pi  KeiganPiを年内発売予定です。

テレプレゼンスロボット

足回りとカメラの回転にモーターモジュール® KeiganMotor を使用したテレプレゼンスロボットです。
静かで精密に動作するだけでなく、モーターモジュール®やセンサーを追加することで新たな機能を持たせることもできます。

こちらの開発者向けモデルは2020年春販売予定です。

また、EE Times Japan 様の記事でも、弊社テレプレゼンスロボット(開発品)をご紹介いただいています。

EETimes Japan
 
 

KeiganMotor KM-1S-Gシリーズ

KM-1Sシリーズのトルクを3倍~200倍(開発中につき変更可能性あり)にアップする減速機オプションです。

KM-1S-M4021-G 42mm角
KM-1S-M4625-G 60mm角
KM-1S-M6829-G 70mm角

こちらも年内販売予定で、かねてよりご要望のあった”強いトルク”を実現することが可能になりました。

KeiganPi

環境構築に数時間かかる手間を省略したRaspberry piのオプション品です。
すぐにKeiganMotorを動かしたい方向けの製品のご紹介も当イベントで行いました。

Node-RED ,Node.js ,Python をセットアップ済みで、すぐに開発に取り掛かることができます。

プレゼンテーション

当日は展示以外に発表の場をいただき、上記の製品について詳しくご説明させていただきました。
年末から年始にかけ、様々な製品を皆様にご提供できればと考えておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!


今回ご紹介した商品・展示内容は、以下pdfからもダウンロードいただけます。

●リニアアクチュエーター、テレプレゼンスロボット告知用ポスター
●KeiganMotor KM-1S-G、KeiganPi紹介フライヤー

また、今回の新製品情報などを今後お届けして参りますので、「Keiganニュース」への登録 も宜しくお願いいたします。

※製品のご購入・お見積りは以下よりお願いいたします。

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