ブログ担当です。
今回は過去開催されたROHM OPEN HACK CHALLENGE 2019にて最優秀賞を獲得した『未来ゴミ箱』についてご紹介いたします。

KeiganMotorを上手くご活用いただいておりますので、是非ご一読下さい。
※今回はKM-1Uを使用して頂きました。

ハッカソンとは

※2019年9月7日開催の『Discovery Hackathon 2019』の写真。

一般的なハッカソンは様々なスキルや分野に特化したユーザーが特定の短時間(土日2日間など)に集中して作業し、その期間内で一定の成果物を作り出すというイベントです。

時に初見同士のメンバーでチームを組むこともあり、限られた時間で目標設定、役割分担、進捗管理、プレゼンテーションまで色々なことを考えなければならず、協調性やコミュニケーション能力も重視されます。

そのイベント内でいくつかのチームを作り、最終的にその成果によって表彰や賞金が出されます。

株式会社Keiganは過去からスポンサーとして様々なハッカソンに参加しており、自社製品であるKeiganMotorをイベントで貸し出したり、使い方をサポートしたりしていました。

ハッカソン用貸し出しパーツセット。様々なユーザーのアイデアの手助けをします。

『未来ゴミ箱』のコンセプト

未来ゴミ箱は、近年より深刻となりつつあるゴミ問題を解決する事を目的に開発されました。

【1】ゴミ箱を置けばその場所にゴミが集中し、汚れも目立ってしまう。
【2】ゴミ箱を置いたのに回収しない・回収忘れが起こってしまう。
【3】上記の理由からゴミ箱が少なくなり、捨てる場所が見つからない。 
【4】お金を払ってでもゴミを捨てたい

このように【ゴミ箱を設置する事のデメリット】【ゴミ箱が無いことによるデメリット】の2つを解消できる可能性を秘めたのがこの【未来ゴミ箱】でした。

自動走行により【1】【2】の問題を解消。
ターゲット層を【4】に絞り、ごみを入れるにはLINEpayで支払うことで、その経費を自分で稼ぐ。
システムが波及すれば【3】の問題も解消できる…といったように、いまあるシステム、これから変遷していくであろう将来を想定した設計が非常に理にかなっていると感じました。

KeiganMotorの役割

KeiganMotorはその名の通りモーターとしての役割が第一です。
未来ゴミ箱は【動く】ことが前提ですので、そのための駆動車輪としての役割が与えられています。

弊社製品 ロボットスターターキット で上記3種類のロボットが簡単に作成できます。

【ゴミの量】【人との距離】といった センサーからの情報をフィードバックして容易に動きを変えることができる点、モバイルバッテリーで動作するといった点が好評価でした。

※今回はArduinoを利用されたとのことです。

まとめ

今回の『未来ゴミ箱』は LineEngineeringの記事にも詳しく書かれていますので、そちらも是非ご一読下さい。

モーターと聞くと大抵は「ロボット等を動かす」という事をイメージしやすいですが、実際にモーターを使って新しいものを作るとなった際、専門的な知識が要求され大きな課題になることがあります。

KeiganMotorは【Quick and Easy Robot for Everyone】の理念の通り、素早く簡単にロボットを作るための様々な機能がすべて詰め込まれています。


ご興味がありましたら、是非一度ご検討いただけますと幸いです!

商品のお取扱いサイトは【こちら】から